ラフタークレーンの仕事の種類

クレーン関係

ラフタークレーンオペの仕事とは?

クレーンのオペしてると、よく言われるのが

「モノを吊って下ろすだけだから楽だよなー」と

えぇ、この職業になる前は同じこと思っていたので、よーくわかります(笑)

実際に仕事をしてみると、仕事内容に合わせた操作をしなくてはならず

ただ「モノを吊って下ろすだけ」にも多岐にわたる種類があるのを書いてみようかと思います。

よく目にする建築現場だけでも

1、基礎(建物建てる前の地面を組上げる)作業に関わる揚重
2、クレーン(クローラーやタワークレーン)組み立てに関わる揚重
3、躯体(建物自体)に関わる揚重

その他様々な場所での代表的な揚重だと

1、水切りに関わる揚重
2、工場での揚重
3、その他で一括りにできる揚重

と大まかに分類するとこんな感じとなります、あくまでもワイの勝手な分類ですが!

今回はそんな中でも建築現場の基礎の部分でのラフターがする仕事内容の一部でも記載してみようと思います。

建築現場の基礎部分でのラフターの仕事

基礎とは書きましたが基礎の中でラフターが主に行う仕事は

1,重機に関する揚重作業
2,杭打ちの相番作業
3,邪魔な木々や微妙な位置に出てきたゴミ等の揚重

かなぁと思うのですが、今回はざっくり重機に関する揚重について書いてみようかと思います。

主に重機に関する揚重といっても約90%が基礎工事相番用クローラークレーンや杭打機(通称:3点)の組み立て、残り9%程度がバックホー(ユンボ)に関する資材揚重(ウェイト、クソデカアーム、本体そのもの吊ったり等々)、最後1%未満が海近で使用するバイブロ資材やらな感じかと思います。

まぁ、バイブロ資材は資材揚重だけなら良いですが、吊って作業しろだったらやらされる前に私だったら断ります(笑)

どんなものか知らずにやらされた時のあの地獄感(笑)
言い表すなら、脱水中の洗濯機がラフターのキャビンの中にあるような?そんな状態を矢板打ってるときに経験できます。
人によってはあの振動がタマランという方もいらっしゃいましたので興味のある方は機会があれば是非。
ワイは途中から気持ち悪くなってきて最後まで耐えたのち回送中も振動の後味?が収まらず途中リバースの経験。

さて、話を戻すと、約90%を占めるのクローラー・杭打機系統の揚重作業でもトン数や型式によりキャタの揚重が無くて解体作業では10吊り以内に終了し、10時までに退場できる場合もあれば、杭打機の部品類丸々の揚重からプラント関係までで現場のゴタゴタや規制、段取りが失敗していると17時きっかりまで掛かる場合があります。

10吊り以内の例えで出すと、ワイの大好きなSCX700-2というHSC製の70トンクローラー解体だと

出所:HSCの製品情報サイト

この機種は大体の場合、杭打機の相番機で尚且つキャタがついたまま回送していくので、吊るものとしては
1,9Mジブ * 3本
2,上ブーム * 1本
3,親フック+子フックセット * 1回
4,カウンターウェイト * 3個
計8発となり、吊った後、邪魔だからさっさと出ろ!との号令の下その日の作業終了というとてもヨキ!な機種でございまする。

長くなってきたので続きは後日

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